常識!?パリ協定とは!!続きです。
パリ協定について3分で説明します!
パリ協定を知るにはまず、京都議定書を知らないと理解できません!
まずは京都議定書について書きます。
まず1992年に「気候変動枠組み条約」というものが採択されました。これにより1995年から国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)が、毎年開催されることになりました。京都議定書は1997年に京都で開催されたCOP3で採択されました。2020年までの温室効果ガス削減の目標を定める枠組みです。ただし、この京都議定書には問題点がありました。それは排出削減義務を途上国が負っていないということです。温室効果ガス排出量世界一位の中国、四位のインドが削減義務を負わなかったことで世界二位のアメリカは批准しませんでした。
そして、2020年以降の温室効果ガス排出削減のためのパリ協定
2015年11月~12月の間に開催されたCOP21で採択され、フランスのパリで開かれたのでパリ協定。
2016年4月にアメリカと中国が同時に調印
2016年11月に発効される
パリ協定でどんなことが決まったのか!主なものを二つ
- パリ協定の長期目標は「2度目標」といって、産業革命前からの気温の上昇を2度以下に抑えること。
- 温室効果ガス排出削減義務を途上国も負った
まとめとして
パリ協定がなぜ話題になっているのか!
- 世界の途上国を含むほぼすべての国が温室効果ガス排出削減義務を負っていること。
- 2017年6月1日アメリカのトランプ大統領がパリ協定からの離脱を表明。(理由は、アメリカにとって不利益であり雇用が減りアメリカ経済の停滞を招くということらしい)しかし、再交渉には応じるとのこと
<参照>